どんなに素晴らしい道具(ゴルフクラブ、野球バット、ランニングシューズ)をもっていても、使いこなせなければパフォーマンスアップはできません。

つまり、厚底シューズを履いただけでは速くなることはできません。
単に厚底シューズを履いて走っても、効率よく力を伝えることができなければパフォーマンスの向上は期待できません。
身体を使う、または使える身体を作るトレーニングが必要です。

私たちは身体を動かす際、脳からの信号(命令)が神経を伝い、目的の部位にその信号が到達した時に筋が働き動作が引き起こされます。
従って、いくら素晴らしい厚底シューズを履いても、この信号の伝達がうまくできないと、身体を思うように動かすことができません。それどころか、身に付けた素敵な厚底シューズがただの飾りになってしまいます。

体幹安定性は筋・神経系により作り出されており、体幹深部の脊椎分節間制御に関与する筋群であるローカル筋の働きがとても重要になります。そしてこの中でも腹横筋は身体運動に先行して活動を開始し,安定性を高めることができるとても重要な部位です。

ローカル筋(横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋)​

安定性を高めるには、ローカル筋に刺激をれることでパフォーマンスアップを図ることが得策と分かりました。そこで、ウォーミングアップでローカル筋を活性化できるトレーニングマット(METRIX Foam)で安定性の変化をみます。
METRIX Foamは、独自に開発した高反発EVA素材を使ったトレーニングマットです。マットに乗りエクササイズする事でローカル筋に刺激を入れ、反応力をアップさせることが目的。
その反応・安定性をみるために、ランニングフォーム解析ができるLEOMOで変化をみてみます。


走動作の安定性をみる項目はSmoothness。LEOMOのみで計測ができる、腰の左右の動きのスムーズさを示す値で、数字が小さいほど腰と足の連動性が高く、安定した走りができていることになります。

それではスタート!

準備トレーニング

METRIX Foamを使用して12のエクササイズをします。

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ラントレーニングで下記のデータを比較する。

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10月26日 薄底シューズでMETRIX Foam使用なし、Smoothnessは54
12月21日 厚底シューズを履きMETRIX Foam使用なし、Smoothnessは61
12月28日 厚底シューズを履きMETRIX Foamを使用し、Smoothnessは34
Smoothnessの測定数字が小さいとスムーズな経済性ランニングができていることになります。

ウォーミングアップの最初に、METRIX Foamマットを使用したエクササイズを入れるだけで、スムーズな走りが獲得できたことが分かります。
ウォーミングアップトレーニングでインナーユニットがしっかり反応することでこの違いがでます。使わない理由はありませんね。
LEOMOで測定できるその他の10項目については、筋トレと技術トレーニングで改善していきます。

使用した商品
・メトリックスフォーム
・LEOMO

ランナー(データ)
・2021年度年代別2位の女性ランナー

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METRIX Foamのご購入は、クーポンコードを発行しますので、LINEトークまたはお問い合わせからご連絡ください。

METRIX Foam (マット)